スマートフォンから水門を遠隔操作できるIoT水門操作システム「アクアドライブ」の現地デモ説明会を、2025年12月4日(木)、京都府福知山市観音寺地内にて開催いたしました。
当日は約50名の皆様にご参加いただき、近畿エリアで初となるこの取り組みに高い関心をお寄せいただきました。
前日から朝にかけて降雪があり、足元が悪く厳しい寒さの中での実演となりましたが、水門管理者、農業者、行政・防災担当者、報道関係者など多くの方々に熱心にご覧いただき、活発な質疑応答や導入相談が行われました。




デモ説明会の内容
当日は、システムを開発した株式会社farmo(栃木兼宇都宮市)の専門スタッフを招聘し、実際の水門にアクアドライブを仮設した状態で、スマートフォンを使った遠隔操作の実演を行いました。
参加者の皆様には、スマホ画面から水門の開閉状況をリアルタイムで確認し、操作できる様子を直接ご覧いただきました。
また、システムの動作原理や既存の水門への後付け設置の方法、ソーラー駆動で電源不要・通信料ゼロ円という特長についても詳しく説明させていただきました。
特に関心が高かったのは、このシステムが対応できる水門の規模や設置環境の範囲についてです。
現地での実演を通じて、様々な条件下での導入可能性を具体的にイメージしていただくことができました。
個別の導入相談では、それぞれの地域や施設における運用シーンに応じた提案をさせていただき、「夜間や豪雨時に現地へ行かなくても安全に水門管理ができる」というメリットを実感していただけたのではないかと思います。







開催の意義
近年、局地的な豪雨の激甚化により、農業用水路やため池の水位管理は地域の防災・減災対策としても重要性を増しています。
しかし、特に夜間や悪天候時の水門操作は管理者にとって大きな身体的負担と危険を伴います。
高齢化と人手不足が深刻化する農業現場において、このアクアドライブが安全で迅速な水門管理体制の構築に貢献できればと考えています。
今回、厳しい気候条件の中でも多くの皆様にお越しいただいたことは、この課題に対する地域の関心の高さを改めて実感する機会となりました。「水門管理にスマホ革命を」「夜に水門へ行かんでええ未来へ」という私たちのビジョンに、多くの共感をいただけたことを大変嬉しく思います。
今後の取り組み
主にFA制御盤の製作を行う弊社では、培った技術を地域に還元し、気候変動や高齢化で課題を抱える農業現場への一助になればという思いで、今後もこのシステムの普及に取り組んでまいります。
導入に関するご相談や詳しい情報をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた綾部井堰土地改良区様に心より感謝申し上げます。
<イベント概要>
名称: スマートフォン遠隔操作水門システム「アクアドライブ」現地デモ説明会
日時: 2025年12月4日(木)10:00~15:00
場所: 京都府福知山市観音寺 地内
参加者数: 約50名
主催: ミヤデン株式会社
共催: NPO法人ICTワークス
協力: 綾部井堰土地改良区
